第394号
令和6年9月1日発行
道しるべ
一般社団法人 戸塚青色申告会
発 行 所 : 一般社団法人 戸塚青色申告会
横浜市戸塚区上倉田町449-2
戸塚法人会館106号室
TEL 045(881)8558
FAX 045(861)3505
発行責任者 : 森 栄子
印 刷 所 : 共進印刷

【戸塚税務署より】

「着任のご挨拶」
戸塚税務署長 中村なかむら 秀利 ひでとし
初秋の候、一般社団法人戸塚青色申告会の会員の皆様方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度の人事異動で、厚木税務署から転任してまいりました中村でございます。前任の斎藤同様、よろしくお願いいたします。
森会長をはじめ、一般社団法人戸塚青色申告会の役員及び会員の皆様には、平素から、税務行政の円滑な運営につきまして、深いご理解と多大なるご協力を賜っておりますこと、厚く御礼申し上げます。
また、貴会におかれましては、長年にわたり、「誠実な記帳と適正な申告の普及」と「納税道義の高揚」にご尽力いただくとともに、e-Tax申告やキャッシュレス納付の普及促進にも多大なるご支援とご協力をいただいていると伺っており、このような皆様方のご活動に対しまして、感謝を申し上げますとともに、深く敬意を表する次第でございます。
国税当局におきましては、納税者の皆様の利便性の向上や税務行政全体の効率化に加え、社会全体のDX推進への貢献も図る観点から、税務行政のDXの更なる推進に取り組んでおりますが、税務行政のDXの推進を図る上で、貴会の皆様方との連携・協調は欠かせないものと考えてございます。
一般社団法人戸塚青色申告会におかれましては、引き続き、会員の皆様に対しまして、e-Taxの利用や年末調整手続の電子化、キャッシュレス納付、その他会計・税務のデジタル化を含めた様々な側面からの業務のデジタル化促進をお働きかけいただけますよう、心からお願い申し上げます。
私どもとしましては、今後も各種施策を通じまして、青色申告会の活動を広く周知するなど、一層の協調関係を築いていきたいと考えておりますので、貴会におかれましては、これまで同様、引き続きお力添えいただけますよう、心からお願い申し上げます。
結びに当たりまして、一般社団法人戸塚青色申告会の益々のご発展と、会員の皆様方のご健勝並びにご事業のご繁栄を心から祈念いたしまして、私の着任の挨拶とさせていただきます。

今年度 戸塚税務署職員紹介(敬称略 順不同)

職 名 氏 名 前任地
中村  秀利 厚木署長
副署長(法人担当) 行船  美穂 留任
副署長(総務担当) 崩岡  昭二 横浜中署・総務課長
総務課 竹内  孝徳 緑署・管理運営1統括
個人1統括 松本   学 小田原署・個人1統括
個人2統括 関   理誠 留任
個人3統括 黒川  亮太 局・税務相談室・相談官
個人4統括 矢野  北斗 藤沢署・個人連絡調整官
個人連絡調整 永井  健一 税務大学校教育官
個人指導上席 下鳥  隆男 留任
※署幹部の方並びに当会に関係のある方々を中心にご紹介しています。
転任された齋藤署長、山田副署長、青木総務課長、君塚統括官、小林調整官、大変お世話になりました。

🚍研修旅行に参加して

ここ数日悪天候が続き心配していましたが、青色申告会の税に対する関心が深かったのでしょうか、今日は好天に恵まれました。
毎回、研修旅行では施設の見学、お楽しみ等盛沢山の計画があり、今回も税に対しての新しい知識を知ることができ、バス車中での〇×クイズで知らざるを知り、忘れてしまった事を思い出し、納得の頷きで退化しつつある頭に緊張と刺激と楽しさを体験させる事が出来ました。
普段仕事に追われる中で職種も違う会員同士又、職員の方々との親睦の機会を作って下さった森会長、厚生委員スタッフ方に感謝です。
工場見学では山梨の土産物で有名な「信玄餅の桔梗屋」を見学し、以前はメインの信玄餅だけであったのに、商品の種類も増え時代に沿った商いをされているなと痛切に感じました。
昼食時は団体コーナーで両隣、面前の方と初対面でしたが、緊張もほぐれ語り合いながら、空腹に美味しいワインと陶板焼きで満腹になり、サービスの玉子6個と小松菜1束をゲット、皆さんと成果を語り合い盛り上がりました。
次の工程は楽しみにしていた「さくらんぼ狩り」ですが、少々遅くなったためか、甘酸っぱい初恋の「黄色いさくらんぼ」ではなく誠に「甘い甘いさくらんぼ」で、 食した数でまた盛り上がり楽しく一日を過ごさせて頂き帰宅の途に就きました。
次回も厚生委員の方々にご苦労をお掛けしますが、是非みなさんと絆を深めたく参加のお声掛けを宜しくお願い申し上げます。有難うございました。
戸塚支部 二見 定肖

税理士部会だより

先日、個人で事業をされている方の税務調査に税理士として立ち会いました。この方は毎年3月に入ってから1年分纏めて集計したものを所轄税務署に提出していたとの事です。この度税務署から連絡が入り、対応に困ったため以前面識のあった私のところに相談に来られました。取り敢えず本人が作成した確定申告書を確認したところ、専従者給与と配偶者控除を一緒に計上するなどの誤りが見つかりました。しかし話を聞いてみると、決して脱税を意図したものではなく、要件を知らなかっただけのようです。また、売上や材料費の計上もいわゆる現金主義(一定の要件が整えば現金主義で申告する事も認められる)で計上しているとの事。経費についてはある程度の領収書は保管していますが完全ではありません。本人もどうしたらよいか分からないと言うので、状況から判断して立ち会う事にしました。
調査当日、税務職員からも色々と話を聞いて本来の申告の仕方を学び、今迄のやり方を反省していました。結果はこれからですが、修正申告に応じた上で、加算税や延滞税など余計な税金も払う事になると思います。確かに所得税に住民税、事業税に消費税など払う税金も多いうえ、健康保険や年金なども大きな負担です。また、帳簿の整理は生産性がないので、どうしても後回しになりがちです。しかし、日頃からしっかり纏めていれば結果的には余分な税金を払わずに済みます。
この「道しるべ」をご覧の方は青色申告会の会員であり大丈夫だと思いますが、同業者や友人知人の中には申告に対して認識の低い方もいると思います。そんな方にぜひ伝えてあげてください。
「一番の節税は、きちっと集計し期限内に申告をして税金を払う事。そして65万円控除など青色申告の特典を最大限に使う事。青色申告会に入会して税務処理の正確性を高めた方が良いよ!」と。
理事 齋藤 健一

指導だより

株式会社ジョブカン会計の【ジョブカン青色申告】について
 6月に行われた「ジョブカン青色申告講習会」にご参加できなかった方のために少しだけ、ご紹介します!
◆どんな画面?◆
 左側のホームバーから、作業をしたい画面を開きます。
例えば、仕訳日記帳。
振替伝票の修正なら、修正したい行をダブルクリックで振替伝票が簡単に開いて修正できます。
 他にも、残高試算表の画面からも、勘定科目をダブルクリックすると総勘定元帳が開き、見ることができます!
◆どんな便利機能があるの?◆
◎《取引先名簿》
 取引相手がインボイス発行事業者なのかも判断できたり、青色申告決算書の3ページ「売上(収入)金額の明細」「仕入金額の明細」も自動で作成できます。
◎《貸借行反転》《貸借反転》
 帳簿や振替伝票で貸借の勘定科目を間違えた行に対して貸借の勘定科目・金額を反転できたり、振替伝票で入力した仕訳の貸借を間違えた時に勘定科目・金額を反転できます。
◎《マイナス残高の検索》
他にもいろいろ。ご質問等はお気軽に申告会事務所まで!

◇横浜市からのお知らせ

パソコンやスマートフォンによる電子納税をご活用ください
▶スマホ決済
 対応アプリで納付書のバーコード又はeL-QRを読み取り、手続きを行います。
 対応アプリ等の詳細は、横浜市ウェブサイトをご確認ください。
▶クレジット納付
 「地方税お支払サイト」から納付書の納付番号等を利用し、納付手続きを行います。
 ※税額に応じてシステム利用料がかかります。
▶ペイジー納付
 金融機関のインターネットバンキング等からペイジーのメニューを選択し、納付手続きを行います。
▶口座振替
 「横浜市Web口座振替受付サービス」からお申込みが可能です(法人や一部金融機関対象外)。
 その他、郵送及び金融機関窓口でもお申込みできます。
【対象税目】
●個人市民税・県民税・森林環境税(普通徴収)●固定資産税・都市計画税(土地・家屋)
●固定資産税(償却資産)●軽自動車税(種別割)※軽自動車税(種別割)は口座振替の対象外です。
QRコード
最新の情報や納付方法の詳細は、横浜市の ウェブサイトをご覧ください。 横浜市税 納付方法 検索

会員の皆さまへ

入会勧奨月間開催のお知らせ
 会では会勢拡大の為の勧奨月間を、令和6年10月15日から年末まで行います。この間のご入会者は入会金2,000円が免除となります。
 また、この間にご紹介でご入会頂いた場合は1人につき、紹介者に2,000円のQUOカードを進呈中です。
 皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

公示代議員選挙のお知らせ

 本年度は代議員を選出する年度にあたります。依って、次期代議員選挙を下記の要領により実施します。
定    員: 70名
立候補の受付: 令和6年11月15日〜12月 2日
投    票: 令和6年12月16日〜12月23日
当選者公示: 令和7年1月
 ご不明な点がございましたら、事務局迄ご連絡ください。
事務局 045-881-8558

パナソニックホームズ

中退共

会の動き

― 予   定 ―
10月27日 
休日指導会(事務局)
10月中   
決算準備指導会(JA横浜支店等)
(詳細は別刷りチラシ参照)

編集後記

横浜市はプラゴミ削減に向けて新たに新計画を策定した。要約すれば私たち市民一人あたり、一年間に5.3Kgを目標にしてプラゴミを削減して欲しいというものだ。
温室効果ガスの排出量の9割は石油由来のゴミ焼却によるものだと言われている。プラは衛生面や保護・保存の為に多くの食品に使われている。「納豆」を例に見れば「納豆」以外は総てプラで包まれている。家庭ゴミと違い、どの家庭でも削減方法が思い浮かんでこないのが現状のように思われる。
プラを使用している企業全体がプラに代わる包装用器等を共同で、本気で開発する以外にこの目的は達成できないと考えるのは、果たして虫がよすぎるのだろうか?
編集委員 鈴木 繁